経済産業省・REXEV・コスモ石油マーケティング・関西電力が登壇
「GX/EVXメガトレンドと自動運転L4実装に向けて」
セミナー概要・ポイント

昨今「カーボンニュートラル」が脚光を浴びていますが、企業や自治体が取り組む必要性は大きく2点で、“守り”(持続可能な社会を実現するための企業責任)と“攻め”(大きなビジネスチャンスの存在)の文脈があります。
特に“攻め”の文脈については、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2兆円の「グリーンイノベーション基金」を創設し、企業を今後10年間継続して支援することを表明するなど、市場そのものが約束された状態です。
その中でも、国立環境研究所の2019年度のレポートによると、運輸部門の二酸化炭素の排出量(ガソリン車の運転時など)は国内全体のCO2排出量の内、製造部門に次いで2番目に多い(18.0%)とされています。
日本は火力発電がベースロード電源ではあるものの、走行中のCO2排出がなくなることから、国家として脱炭素を目指すにあたり、車両のEV化は抗えない流れと考えています。
グローバル全体でのEV化の潮流の中、モビリティ業界とエネルギー業界で相互に新規参入を行う動きが北米を中心に活発化しております。
また日本でもその動きが始まっており、まさにモビリティとエネルギーの領域におけるビジネスが急激な変化を遂げている最中でございます。
一方で、本市場についてはまだ明確な定義がなされていないため、弊社としては「EVX(EVトランスフォーメーション)」の呼称にて諸活動を進めております。

これから、エネルギー産業とモビリティ産業はどのように融合していくのか。

本セミナーでは、今後市場が作られていくであろう領域について、各企業様から講演いただきます。


プログラム
内 容
14:00
 <1>EVトランスフォーメーション~次なるMaaSの事業ヒント~(30分)
 株式会社リブ・コンサルティング ディレクター 西口恒一郎

 1.EVXメガトレンド
 2.脱炭素ロードマップに沿った9つのEVX事業ドメイン
 3.事業開発を進めるための3つの主要論点
 4.具体的な事業開発ステップ

 昨今、自動車のEV化と脱炭素化に向けた進展を背景として、モビリティ業界とエネ
 ルギー業界で相互に新規参入を行う動きが北米、欧州を中心に活発化している。こ
 の潮流は日本でも同様であり、モビリティ領域とエネルギー領域がEVをハブとして
 混ざり合い、新たな市場が広がりつつある。その一方で、本領域についてはまだ明
 確な定義がなされていないため、昨年当社から「EVX(EVトランスフォーメーショ
 ン)」の呼称にて業界を定義しカオスマップを発表した。
 今回は9つのEVX事業ドメインを整理しつつ、本領域でどのように事業開発を進める
 べきなのか?について考察していきたい。

14:35

 <2>経済産業省における自動運転・MaaSの取組み(30分)
 経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室 室長 福永茂和 氏

 1.経済産業省における自動運転・MaaSの取組
 2.今後の方向性について

 経済産業省では、自動運転レベル4等の先進モビリティサービスの実現・普及に向
 けた「RoAD to the L4」や、新たなモビリティサービスの社会実装を目指した
 「スマートモビリティチャレンジ」の取組を推進している。本講演では、経済産業
 省における自動走行・MaaSの実現に向けた取組・方向性を紹介する。

15:10

 <3>EV運用の課題解決プラットフォーム(30分)
 株式会社REXEV 代表取締役 最高経営責任者(CEO)渡部 健 氏 

 1.REXEVの考えるEV普及のポイント
 2.EVのVPP活用
 3.社用車EV化支援サービスについて
 4.eemoおよびEVカーシェアリング支援サービスについて

 株式会社REXEVでは、脱炭素社会の実現に向け、EVを「動く蓄電池」とみなし、
 エネルギーリソースとして活用するとともに、充電集中による設備負荷増加などの
 EV運用課題を解決すべくプラットフォームの開発を行っている。
 本講演では、そのプラットフォームを用いた以下のサービスを紹介する。
 ①法人・自治体のEV導入および運用管理をサポートする
  「社用車EV化支援サービス」
 ②小田原・箱根地区を中心に自社展開しているEVカーシェアサービス
  「eemo(イーモ)」
 ③EVのシェア利用を通じて地域課題解決等を行う事業者をサポートする
  「EVカーシェアリング支援サービス」

15:55
 <4>再エネ×EVを組み合わせたCN施策(30分)
 コスモ石油マーケティング株式会社
 次世代事業推進部 地域エネルギーグループ グループ長 吉村 卓一 氏

 1.脱炭素化をめぐる動き
 2.コスモの再エネについて
 3.EVの取組みについて
 4.EVシェア・エネルギーマネジメントについて

 2050年CO₂排出ゼロを実現する為には、国や自治体・企業が率先して脱炭素化を進
 める必要がある。そのうえで、主要排出要因である「電気」と「車」の脱炭素化は
 欠かせない。わたし達コスモは、テレビCMでもお馴染みの「風車」と「カーリー
 ス」を組み合わせた「再エネ×EV」の脱炭素パッケージをリリースした。
 脱炭素化を検討されている事業者様・協業していただける事業者様に聴いていただ
 きたい。

16:30
 <5>エネルギー×モビリティビジネス(30分)
 関西電力株式会社
 ソリューション本部 eモビリティ事業グループ 部長 道満正徳 氏

 1.関西電力のeモビリティ事業のコンセプト
 2.モビリティソリューションの取組み
 3.新たな充電・エネルギーマネジメントの技術開発
 4.交通×エネルギーによるサービスの可能性

 関西電力では、2020年6月に営業本部にeモビリティ事業グループを新設し、電気
 自動車、電動船、空飛ぶクルマと、陸・海・空のモビリティ全般におけるサービス
 やアライアンスの企画、関連するメーカー、自治体、関係諸団体等との連携を推進
 してきた。
 とりわけ陸のモビリティにおいては、地域の交通事業者の課題解決および法人の車
 両の電動化に向けた検討を支援し、運輸部門におけるカーボンニュートラルを進め
 ることで脱炭素社会の実現に貢献することを目指している。

 ※事情により変更の可能性があります。 

 開 催 概 要
日程
 2022年4月19日(火) 14:00~17:00

開催形式

Microsoft Teams LIVEを使用いたします。
 アカウント無でもPC、タブレット、スマホなどからアプリやwebブラウザで
 視聴可能です。

・セミナー前日迄にお申込いただいたメールアドレス宛に視聴情報をお送り
 いたします。

費用
 無料開催

お問い合わせ先
 株式会社リブ・コンサルティング
 モビリティ・インダストリーグループ
 山田(ヤマダ)・細目(ホソメ)
 Email:mobility_news@libcon.co.jp

 

受付終了いたしました

本セミナーに関するお問い合わせ先:mobility_news@libcon.co.jp(事務局窓口)




株式会社リブ・コンサルティング 
モビリティインダストリーグループ 


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大手町ファーストスクエア ウエストタワー19階

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Tel 03-5220-2688 / Mail mobility_news@libcon.co.jp



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