内 容 |
14:00 |
<1>EVトランスフォーメーション~次なるMaaSの事業ヒント~(30分) 株式会社リブ・コンサルティング ディレクター 西口恒一郎
1.EVXメガトレンド 2.脱炭素ロードマップに沿った9つのEVX事業ドメイン 3.事業開発を進めるための3つの主要論点 4.具体的な事業開発ステップ
昨今、自動車のEV化と脱炭素化に向けた進展を背景として、モビリティ業界とエネ ルギー業界で相互に新規参入を行う動きが北米、欧州を中心に活発化している。こ の潮流は日本でも同様であり、モビリティ領域とエネルギー領域がEVをハブとして 混ざり合い、新たな市場が広がりつつある。その一方で、本領域についてはまだ明 確な定義がなされていないため、昨年当社から「EVX(EVトランスフォーメーショ ン)」の呼称にて業界を定義しカオスマップを発表した。 今回は9つのEVX事業ドメインを整理しつつ、本領域でどのように事業開発を進める べきなのか?について考察していきたい。
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14:35 |
<2>経済産業省における自動運転・MaaSの取組み(30分) 経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室 室長 福永茂和 氏
1.経済産業省における自動運転・MaaSの取組 2.今後の方向性について
経済産業省では、自動運転レベル4等の先進モビリティサービスの実現・普及に向 けた「RoAD to the L4」や、新たなモビリティサービスの社会実装を目指した 「スマートモビリティチャレンジ」の取組を推進している。本講演では、経済産業 省における自動走行・MaaSの実現に向けた取組・方向性を紹介する。
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15:10 |
<3>EV運用の課題解決プラットフォーム(30分) 株式会社REXEV 代表取締役 最高経営責任者(CEO)渡部 健 氏
1.REXEVの考えるEV普及のポイント 2.EVのVPP活用 3.社用車EV化支援サービスについて 4.eemoおよびEVカーシェアリング支援サービスについて
株式会社REXEVでは、脱炭素社会の実現に向け、EVを「動く蓄電池」とみなし、 エネルギーリソースとして活用するとともに、充電集中による設備負荷増加などの EV運用課題を解決すべくプラットフォームの開発を行っている。 本講演では、そのプラットフォームを用いた以下のサービスを紹介する。 ①法人・自治体のEV導入および運用管理をサポートする 「社用車EV化支援サービス」 ②小田原・箱根地区を中心に自社展開しているEVカーシェアサービス 「eemo(イーモ)」 ③EVのシェア利用を通じて地域課題解決等を行う事業者をサポートする 「EVカーシェアリング支援サービス」
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15:55 |
<4>再エネ×EVを組み合わせたCN施策(30分) コスモ石油マーケティング株式会社 次世代事業推進部 地域エネルギーグループ グループ長 吉村 卓一 氏
1.脱炭素化をめぐる動き 2.コスモの再エネについて 3.EVの取組みについて 4.EVシェア・エネルギーマネジメントについて
2050年CO₂排出ゼロを実現する為には、国や自治体・企業が率先して脱炭素化を進 める必要がある。そのうえで、主要排出要因である「電気」と「車」の脱炭素化は 欠かせない。わたし達コスモは、テレビCMでもお馴染みの「風車」と「カーリー ス」を組み合わせた「再エネ×EV」の脱炭素パッケージをリリースした。 脱炭素化を検討されている事業者様・協業していただける事業者様に聴いていただ きたい。
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16:30 |
<5>エネルギー×モビリティビジネス(30分) 関西電力株式会社 ソリューション本部 eモビリティ事業グループ 部長 道満正徳 氏
1.関西電力のeモビリティ事業のコンセプト 2.モビリティソリューションの取組み 3.新たな充電・エネルギーマネジメントの技術開発 4.交通×エネルギーによるサービスの可能性
関西電力では、2020年6月に営業本部にeモビリティ事業グループを新設し、電気 自動車、電動船、空飛ぶクルマと、陸・海・空のモビリティ全般におけるサービス やアライアンスの企画、関連するメーカー、自治体、関係諸団体等との連携を推進 してきた。 とりわけ陸のモビリティにおいては、地域の交通事業者の課題解決および法人の車 両の電動化に向けた検討を支援し、運輸部門におけるカーボンニュートラルを進め ることで脱炭素社会の実現に貢献することを目指している。
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